よくある質問
「寄せ書き日の丸」とは何ですか?
ほとんどの日本兵は出征する時に家族、友人、同僚、隣人などから「武運長久」の思い を込めて寄せられた言葉や署名が記された日の丸(日章旗)を持っていました。これを「寄せ書 き日の丸」と言います。
何故、連合国兵士たちは日章旗を持ち帰ったのですか?
日本以外の国では、多くの場合、旗は個人ではなく、軍を象徴するシンボルでした。
西洋の歴史においては太古から戦闘時、敵軍の「旗」を戦利品(勝利した記念)として納めることは、大変名誉な事と賞賛されました。そのような旗に対する文化認識の違いと、日本語が読めない連合国兵にとって、先の大戦で殆どの日本兵が肌身に所持していた「寄せ書き日の丸」は、戦利品の中では、一番人気がありました。
退役軍人やその家族など日章旗の所有者は、何故、返還を希望するのですか?
日本語が読めない旗の所有者が、本来の「寄せ書き日の丸」の意味を知ると、自分が旗を所有 するべきではない。という気持ちになられます。
旗の返還を決めた米国の退役軍人はこう言いました「終止符だよ。人を憎しみ続ける事なんて 出来ない」戦争を経験した人たちは何かしらのわだかまりを持ち続けて生きてきました。そん な心に平安を求めると同時に、戦没した日本兵にも家族があり、日章旗が本来あるべきところ に帰る事を望むようになるそうです。
OBONソサエティとはどんな団体ですか?
米国オレゴン州アストリアを本拠地としたオレゴン州公認非営利組織です。寄せ書き日の丸を 返還したいと願われている所有者から旗を受け取り、保管、管理、捜索をしてご遺族へ返還し ています。加えて、日章旗の意味を理解してもらう為の啓発活動として、本拠地でOBONソサ エティの常設展覧、動画やSNSでの発信と、移動展覧会や講演会等を各地で展開しています。 当団体は、遺品返還を通じて「平和」「友好」「和解」のメッセージを発信したいと願ってい ます。
海外の知人が日章旗の返還を希望しています。どうしたらよいでしょうか?
こちらにて、英語で説明しています。
遺品の捜索や受領をする際、費用はどれくらいかかるのでしょうか?
遺品の提供者様にも、受領者様にも返還費用は請求しておりません。
どのようにして遺品のご遺族を探し出すのですか?
OBONソサエティには優秀な捜索班があり、毎日何枚もの日の丸に向き合い残された手掛かり からご遺族判明に向けて作業を進めています。また2019年からは日本遺族会、厚生労働省 とも連携を密にし、新しい捜索システムを構築しご遺族の判明の効率をあげています。
他にも日本へ返還できる遺品はありますか?
OBONソサエティは実績として寄せ書き日の丸以外に「刀」「手紙」「日記」「写真」などを ご遺族に返還してきました。返還可能であろう遺品すべてをお預かりし、ご遺族捜索を行って おります。
去年(2019年)は、何件の遺品を返還できましたか?
ご遺族や地元コミュニティに返還できた遺品は112件です。
活動を支援したいのですが何か出来ることはありませんか?
ご寄付による支援の : リンク先をご参照ください。
周知活動による支援 : 当団体の活動について少しでも多くの人へご紹介ください。日章旗の返還は、知ることが第一歩です。
ボランティアによる支援 : 特技とする分野をお持ちの方は当団体までご連絡ください。
OBONソサエティの活動資金は、どこから捻出されていますか?
OBONソサエティの活動は皆さまからのご寄付により成り立っています。
2019年からは日本遺族会と連携し、活動経費の一部を賄っていただけるようになりました。寄付金は日章旗 の保管、通信費、データ管理、捜索、返還、啓発活動にかかる費用に充てられます。